
はじめに
今回、「SILENT HILL f」を配信にてプレイしたため、正直な感想を書く。「サイレントヒル」シリーズが初見のため、過去作を踏まえたサイレントヒルシリーズらしさ、などについては言及できないのでご了承ください。
結論から言うと、このゲームは自分にとって全く合わなかった。どうしてそう感じたのかを具体的に述べていく。
感想
■プレイ状況
以下の4ルートをクリア済み。
■戦闘
雑魚との戦闘が鬱陶しい。何より殴るだけでスタミナが減るのがアホらしい。ダッシュや回避行動でスタミナが減るのはわかる、でも攻撃してスタミナ減り続けるのはどういうこと?「相手の隙に攻撃を叩き込む→雑魚なのにやたら体力が高くて倒しきれない→スタミナがなくなって身動きが取れなくなる→相手からの反撃を食らう」というストレスが溜まりまくる仕様。「難関」でゲームを開始したが、あまりにもストレスフルだったので1周目の中盤から「物語重視」に変えた。「難関」のままでも時間を掛ければ行けたと思うが、そこまで時間を掛ける価値が見い出せなかった。
そこから先は敵をひたすらタコ殴りにして、全てを強硬突破したので特筆することなし。ただRボタンを押していただけなので、特に面白さに寄与することはなし。雑魚との戦闘が全く面白いと思えなかったので、もうこのゲームから敵の存在自体を消したかった。
このゲームプレイした後にモンハンやったら最高に楽しく感じるだろうなw
■周回前提のゲームシステム
このゲームを語る上で外せないのが「周回」。1周目の時点でほとんど何も分からず「???」のままストーリーが終わるため、必然的に周回を強要される。そもそも周回前提の設計な時点で気に入らないが、1周目でほぼ何もわからないのはゲームとして破綻しているのではないか。
1周目でストーリークリアまで到達した時点で、ある程度物語は完結しているべきだと思う。そこから周回することで更に物語が発展したり、別視点での物語が展開されたり、親しくなる人物が異なったり、というのであれば文句はない。このゲームでは1周目では何が起こっているのか、ほとんど話が見えてこない。
「周回すると真相が判明する」というより「周回しないと何もわからない」という方が正しい。
恋愛ADVなどでも周回するゲームが多いが、「共通ルート → 個別ルート」のような形で、途中から全く別のストーリーが展開されるのが基本。ついでに、周回そのものにストーリー上の意味を持たせているゲームもある。(並行世界であったり、タイムリープであったり)それに対して、このゲームでは周回してもほとんどストーリーが変わらない。変わるのは終盤のみ。しかもどこが変わったのか、注意してないと気付きにくい。ついでに周回してることに意味があるわけでもない。ここまで同じ周回をさせるのであれば、既読部分のみスキップ出来たり、戦闘や探索をスキップさせる仕組みが欲しい。が、如何せんその辺に落ちているアイテムなどで物語の補完をしてくるゲームで、周回することで手に入るアイテムが重要だったりするのでそういうわけにもいかない。
私は基本的に戦闘や探索はどうでもよくて(というかなくていい)、ストーリーだけ見たいと思っているので、如実に「自分に合っていない」と感じた。
■ストーリーについて
本作について、一言で言うと「雛子のマリッジブルーが生み出した精神世界の話」ということになると思うが、正直拍子抜けだった。2つとも精神世界とか言い出したらなんでもありじゃん、と思ってしまった。
一応、プレイしながら「戎ヶ丘が現実で、狐がいる方が死後の世界?でも最終的に行き来してるし、その説明が付かないな・・・」みたいに考えていたが、全く意味がなかった。少なくとも「あ~!そういうことか~!」みたいな納得感はなかった。
こういった疑問も「それだけ雛子は結婚に対してネガティブ感情を抱いていたから」とか「薬物で精神状態が乱れていたから」とか、それっぽいことを言えるのかもしれないが、それって考察?ただのこじつけじゃない?
結局、真エンドまで見ても全く腑に落ちず、様々な考察記事を漁ると、どの記事でも「~の可能性が高い」「~と思われる」というような語り口調だった。つまり推測の域を出ず、このゲームそのものが各プレイヤーへの解釈の余地を多分に含ませていることが分かる。
本来、考察とはあくまでも背景設定や人間関係のような「副次的な要素」を楽しむために行われるものであって、物語の本編を考察させるような形で用意してほしくない。そこは物語の軸として制作側から提示してほしかった。
これまで様々なゲームに触れてきたが、本作で伏線回収のカタルシスを感じることは出来なかった。
■謎解き
1周目はそこそこ楽しめたが、2周目以降も当然同じ謎解きが出題されるため瞬時に作業と化す。難易度を変えれば答えは変わるものの、謎解きの仕組み自体は同じなので大して変わらない。難易度が変わらなければ答えがわかっているため、ただ答えを入力して素通りするだけ。ただの作業。何がおもろいん?
■声優
「超下手!」という感じではないが、通常の会話で白々しさのような違和感を感じる部分はあった。棒読みとまでは言わないまでも、本職の声優ではないことは初見で分かった。雛子の感情が昂っている叫び声などの演技は良かった。お姉ちゃんだけ明らかに上手いから本職だろうとは思った。ただ、お父さん役は正直下手すぎてセリフを聞く度に苦笑いしてた。
改めて考えると、なぜお姉ちゃんだけ本職なんだろうか。実際の俳優とゲームのキャラクターの容姿を一致させる理由はあったのか。全員本職の声優を起用する方が完成度は高くなるに決まっているのに。
■キャラクターデザイン
ゲームのパッケージの雛子は非常に華があるが、ゲーム内の雛子はお世辞にも同じキャラクターとは思えなかった。はっきり言うと可愛くない。背景などは綺麗である一方で、キャラクターの容姿が良いと思えず、感情移入しにくかった。
まとめ
ある程度話題になっている以上、このゲームを面白いと感じている人がいる中で「ここまで自分にハマらないゲームがあるんだ」と認識できたのは良かった。他の人の感想記事も複数拝見させていただいたが、これぞ”賛否両論”といった感じで絶賛と酷評が入り混じってて面白かった。もちろん自分は“酷評”です。

いかがだったでしょうか?
異なる意見や感想があれば、よければコメントいただけると幸いです。


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