『クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』感想 【ネタバレあり】

Miya
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こんにちは、Miyaです。
今回は映画クレヨンしんちゃん最新作「クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション」の感想を書いていきます。

こちらの記事はネタバレありです。
まだ本作品を見ていないという方は、ネタバレなしの記事をご確認ください。

 

また、クレヨンしんちゃん全映画のランキング・Tier表の記事も公開しているので、よければそちらもご覧ください。

【決定版】映画クレヨンしんちゃん 全33作品 ランキング Tier表を公開!
クレヨンしんちゃん映画全作品のランキング・Tier表を公開します。自分が各作品を視聴して「何を感じたか」「どう思ったのか」を共有することを目的としています。クレヨンしんちゃんを見ている方も、見ていない方も楽しめます。

『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』あらすじ

ある夏の日、日本各地で怪奇現象が相次いで目撃され、世間を騒がせていた。そんな中、野原家は秋田県にあるひろしの実家に帰省することになる。旅の支度をしていると、のんきに妖怪ごっこを楽しむしんのすけの姿を、庭の物陰から覗く怪しい影があった。秋田に到着した野原家は祖父・銀の介の家で穏やかな時間を過ごすが、翌朝、しんのすけたちが泊まっていた部屋に「おばけーしょん村」のチラシがばらまかれるという奇妙な事件が起こる。しんのすけの希望でおばけーしょん村へ行くことになった野原家は、道中の人里離れた山奥で奇妙な空間に迷い込んでしまう。そこは、人間が立ち入ることを禁じられた「妖怪の国」への入り口だった。

 

『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』良かった点

・原作の話を彷彿とさせる描写があった
・伏線描写があった

『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』悪かった点

・クレヨンしんちゃん作品の中でもファンタジー色は強め
・事件に巻き込まれるきっかけがしょうもない
・いまいち盛り上がりどころがわからない

『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』詳細な感想

他のクレヨンしんちゃん作品にも言及しているため、未視聴作品がある方はご注意ください。

はじめに

2026/7/31(金)公開、有給を取って見てきた。朝一で見に行ったけど普通に両隣の席に人がいて、メモを取りながら観るのが非常に恥ずかしかった。今後からもっとマイナーな映画館で見ようかな(´・ω・`)

ファンタジー

前作映画の最後に、今作の告知が出てきた時から「うわ妖怪か・・・。めっちゃファンタジー色強くなりそうで嫌だな・・・。」と思っていた。実際、作品を通じてかなりファンタジー色強めではあるが、妖怪の世界に行くまでの流れは比較的自然だった。まぁひろしとみさえが魂抜かれて妖怪になるし、妖怪はバンバン出てくるのでやっぱりファンタジー色は強いけど。好きな人は好きだと思う。自分はしんちゃんではファンタジーあまり合わないと思っているので苦手。

序盤の展開について

序盤はかなりテンポが悪く感じた。最初に春日部で犬に絡まれているまめ太をしんちゃんが助けるシーンから始まるが(というかこれが全ての元凶になるわけだけど)、秋田への旅行からスタートした方がテンポ良かったんじゃないかと思う。春日部でまめ太を助けた後に秋田へ旅行するせいで、まめ太がお礼のために秋田まで着いてきたヤバい奴に見えるし、ついでにヤコまで春日部から秋田に移動してるし。しかもヤコは幼少期のギンと関わっていたというオマケつき。じゃあなんで最初に春日にいたんだよ。こう考えると最初のシーンを春日部でやる必要あった?まめ太としんのすけも秋田で出会わせれば良かったのでは。

原作オマージュ

秋田の駅までじいちゃんが迎えに来る場面で、銀の介が鬼のお面とのっぺらぼうのお面でみさえを驚かせ、家に着いたらつる(婆ちゃん)がその名の通り首を長くして待っててみさえを更に驚かせるシーンは原作の話のオマージュだったので嬉しかった。

盛り上がりの少なさ

物語の主題として「妖怪になったひろしとみさえを人間に戻す」ということになるが、妖怪になったきっかけがまめ太の恩返しとかいう、草で化かした食べ物を食わされる拷問というか茶番に付き合わされてる最中にカッパに見つかって魂を取られるっていうなんとも情けない理由だし。妖怪になってしまったとはいえ人間の時とそう大差ないし。段々と記憶が無くなるとはいえ帯同してるし。作品を通じて切羽詰まってる感がなく、感情移入しにくいのは欠点だと思う。そもそも「家族であることを忘れる」というのは、オトナ帝国や野生王国でも同じようなことやってるからさすがに見慣れてきた感はある。

上記も相まって、物語の中盤~序盤に掛けて盛り上がりどころが少ない。ひろしとみさえを元に戻すために、城へ向かいつつ妖怪たちとの交流を深めていく、といった状況がしばらく続くので少々冗長さを感じた。

伏線の要素

話の中で「60年前に妖怪と人間界への門を閉じた」みたいなことを言ってて、「60年って具体的かつ中途半端なと数字だな」と思ってたんだけど、調べてみたら銀の介って65歳なんだ・・・。しんのすけと同じ5歳の時にヤコと銀の介が出会ったけど門が閉じられて、その時に忘れていった野球ボールをしんのすけから銀の介に返す、ということか。そう考えると花火大会はなかなかエモいシーンですね。。(映画見てた時は当時の銀の介としんのすけが同じ年齢ということまで気付かなかった)

ヤコの屋敷?みたいなところで、保管されてたのが野球ボールで、しんのすけが触ったら「勝手に触るな!」みたいな反応をされたり、唐突に野球が始まったりで謎に野球が推されてた。それが銀の介との思い出の伏線と考えると見せ方として良かったと思う。ちなみに、ひろしがヤコに「ボールをよく見ろ」って言って、真に受けて全球見送って四球を選ぶシーンが一番笑い声が上がってた。

終盤の展開について

九股の長は明らかに悪役そうな見た目と風貌なのに珍しく良い奴だった。ラスボスの大百足はシンプルに大きすぎるし目がキまっててキモかった。この大百足との決着の付き方がかなり微妙に感じた。しんのすけが巨大化した理由もよくわからんし(ヤコの妖力が戻った扇子のお陰?)、ぶんぶん振り回して終了っていうのもなんかスッキリ感に乏しい。なんか映像としての見栄え重視のように感じてしまって残念だった。

散々街をぶっ壊した後に不思議な力で「はい元通り!」っていうのはドラえもんやポケモンでは定番の流れではあるけど、クレヨンしんちゃんでこれをやるのはかなり珍しい気がする。記憶がなくなった状態で別れる、というのも珍しい。大体どの映画でも当事者は覚えているから。実際、記憶を消して別れることにはなるけど、後味悪い感じではなく「また会える」というような前向きの別れだったので良かった。

 

エンディング

エンディングが流れて、しばらく経ったらクレヨンしんちゃん特有のねんどアニメーションが出てきた。そのタイミングで「あれ?そういえば今回オープニングなかったくね?」と気付いた。少し前にテレビアニメのOPがFRUITS ZIPPERに変わったからどうなるんだろうな~って薄っすら思ってたけど、完全に忘れてた。なんでなかったんだろう。

次回作の告知

で、最後にいつも通り2027年の次回作の告知。
見た感じ、次回作のテーマは「魔法」。

終わった。

2作品連続でファンタジーええてw
もうドラえもんやん。もうしんちゃんもネタ切れなんかな。

 

キャストについて

ヤコの見た目はしんのすけより若干背が高い程度の子供だったので、最初に声を聞いたときは正直合ってないと思ったけど、聴いてたら慣れてきた。

ゲスト声優のマユリカのお2人は全く気付かなかった。上手です。

 

まとめ

『妖怪』がテーマなのでファンタジー色は強め。しかし、ストーリーとして破綻している箇所は特になく、設定などもなく非常にわかりやすかった。しかし、若干話の展開として起伏に乏しい印象を受ける。総合的に見て評価はBとします。
Miya
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いかがだったでしょうか?
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